本日は「わ美さび」。
7月1日〜8月31日までの1日10食の限定メニュー。
「本わさびを使った今までにないヘルシーな和の冷製つけ麺です。最初からデザートまで楽しめます。ぜひ、ご賞味下さい。」とのこと。
席に座ると、「わ美さびをご注文していただいたお客様へ」というパウチされた説明書きと、紙エプロン、紙おしぼりが渡される。
それには、「本わさびはお好みの量をすって、麺・スープ・デザートに入れてお召し上がり下さい。トッピングに温泉玉子の天ぷらがついています。中身が飛び出すこともありますので、紙エプロンをお使い下さい。食後にデザートがつきますので声をかけてください。そば湯割りはスープに合わないので行っておりません。」などと書かれている。
暫くすると四角い皿に載った「鮫皮おろし(長次郎作)」と「本わさび」が差し出される。
つけ麺が出来るまで、「わさびをするべし」ということのようだ。
彩り鮮やかできれいなつけ麺とつけ汁が差し出される。
麺の上に載っているのは、漬けマグロ、海老、アボガド、とろろ(山芋)、胡瓜、トマト、それに温泉玉子を海苔で巻いて揚げた天婦羅。
最初に具をいくつか食べてみる。
チャーシューの代わりのマグロ。
軽く湯通ししたものをヅケにしている。
程好い味付けで、美味しい。
天ぷらは海苔のサックリとした歯触りに、中からトロリと出てくる黄身がたまらない美味しさ。
確かに、ガブッと噛めば中身が飛び出す。
麺は全粒粉を使用し、わさびが練りこんである特注の中太麺(カネジン食品)。
麺の量は200g。
ワサビの風味はしないが、色は僅かに緑がかっている。
ツルツルモチッとした麺で、小麦粉の風味も豊か。
つけ汁はキンキンに冷やされている。
出汁が効いていて、キレのある味で美味しい。
塩ダレベースで、テールスープと魚のスープを1:1の比率で混ぜ合わせ、隠し味に甘酢を加えたもの。
スープ表面には刻んだ大葉とプヨプヨとしたものが浮いている。
この浮遊物、スタッフの一人に聞くと「???」(゚◇゚)ぽか〜ん。
近寄ってきた店長さんに聞くと、「脂だと思います。取り除けなかったものだと思います。背脂ではありません。」とのこと。
まぁ、脂というよりは、“ゼラチン質のようなもの”といっておこう(∵)?。
後半、本わさびをする。
山葵は上(葉や茎が付いている方)からするのが通だとか。
…と言うのは、山葵は上に上に伸びていくので、先端(末端)と比べると新鮮で、香りや粘りが強い。
「の」の字を描くようにこするが、なかなか固まりにならず苦労をする。
固形にはならないが、きめ細やかな半液状のワサビを麺につけて食べたり、つけ汁に投入してみる。辛くはないが爽やかな風味が香る。
山葵をすって、風味と辛味がピークになるのが10分後位、その時が食べ頃。
すりながら食べたのがちょっと失敗。
提供された時直ぐにすっておいた方が良かったみたい。
食後に提供されるのが、
デザートの「パンナコッタ」。
材料は、生クリーム、牛乳、ヨーグルト、ゼラチン、ゆず果汁。
これにも、生ワサビを入れて食べるのがオススメなので入れてみる。
ワサビの効果は小だが、ヨーグルトの酸味と甘みがあって美味。
【掲載】2010年8月 【行列】5人 【らーめんの王様】★★★★★