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ちゅうかそば　めんぺきくねん

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【所在地】東京都杉並区下井草1-24-22　小山ビル1Ｆ　【お店の地図】
【電話】非公開
【定休日】水曜
【営業時間】
・11：30-14：30/18：00-21：00
・11：30-15：00・・・土・日・祝
【最寄駅】西武新宿線　井荻駅南口　徒歩3分

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【メニュー】
○中華そば800円、味玉中華そば900円、チャーシュー中華そば1100円、特製中華そば1050円
○いりこそば800円、味玉いりこそば900円、チャーシューいりこそば1100円、特製いりこそば1050円
◆煮玉子100円、ワンタン200円、チャーシュー300円
■味付け和え玉（鶏油or煮干し）200円、白米150円、花鰹の卵かけご飯250円、他

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【限定メニュー（これまでの）】
濃厚冷やし担々麺1000円、淡海地鶏×アゴ煮干し・節Ｗスープ1000円、冷やしいりこそば900円、冷やし青山椒塩そば900円、もちぶたの背脂ちょぴっと掛け いりこつけ麺900円、他　

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【系統】鶏・煮干し清湯系東京ラーメン

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【お店について】
2020年3月10日創業。
店主は、石岡文仁さん。
石岡さんは、「煮干中華そば 鈴蘭＠新宿三丁目」で2年間修業をし、系列店の「らぁ麺はやし田＠新宿三丁目」で店長を務めた。
その他、「蟻塚＠水道橋（閉店）」や「破壊的イノベーション」、「亀戸煮干中華蕎麦 つきひ」にも在籍していたことがあるなど経験が豊富。

屋号の「麺壁九年」は、「面壁九年」を捩（もじ）ったもの。
「面壁九年」は、達磨（だるま）禅師が、少林寺の壁に向かって9年間、座禅を組んでついに悟りを開いたという故事。
転じて、長い間一つのことを脇目も振らずに専念して、精進することの例え。

2020年5月12日、フジテレビ放映「鬼旨ラーメングランプリ」で紹介された。


西武新宿線「井荻駅南口」を出て右へ。
「井荻交差点」のところを左折し、環八通りを直進。
「下井草5丁目交差点」の所を右折して直ぐの右側。
木製の看板が目印。
以前、「ステーキ専門店 みやび」のあったテナント。


店内に入り、右側に小型の券売機が設置されている。
コンクリート打ち放しの天井で、天井高を確保して広さを出した空間。
カウンター背後の壁にはフックが取り付けられ、ハンガーと“テボ”が掛けられている
厨房上部の吊り棚には、段ボール詰めの「煮干」が格納されている。


入口横にテーブル席があり、店内奥にもある。
カウンター席は、付け台のないオープンキッチンスタイル。
カウンターの下には、無料コンセントも用意されている。
店主とホール担当のスタッフの2人体制。
ワンロット2杯のラーメンを調理している。


総席数11席。
・カウンター5席。
・テーブル6席（入口横2人×2卓、奥2人×1卓）。


卓上備品は、レンゲと割り箸、冷水入りピッチャー、コップ、紙ナプキン。
紙エプロンとヘアゴムは、申告制。
卓上調味料はなし。
BGMは、ポップス。

本日は、「特製冷やしいりこそば/1100円」（税込）。
期間限定メニュー。

キンキンに冷えたスープに、具がたっぷりと盛り付けられていて賑やか。
先ずはスープを一口。
表面に浮かぶ油は、サラリとしていて鶏油のようなクセはない。
いりこ出汁の風味と旨味がブワーっと口の中に広がり、余韻を残す。
後口はスッキリとしていて、山形の冷やしラーメン的な味わい。

続いて飲むと・・・。
アニマルオフとは思えないじんわりと押し寄せるいりこの旨味。
カエシはしっかりめで、冷やしにありがちなぼんやり感はない。
輪郭をくっきりとさせながら、後口スッキリの飲みやすさ。

麺は「菅野製麺所」製のやや縮れた中細の平打ち麺。
手もみが入り微妙に凸凹したフォルム。
スルスルと啜れば、滑らかな口当たりで、スープの持ち上げも良好。
噛むとプツリと切れる多加水麺。
密度感があり、モチっとした食感。

具のチャーシューは、モモ肉2枚と肩ロース肉2枚。
共に低温調理されたロゼ色。
モモ肉は適度な噛み応えを残した肉々しい味わい。
肩ロース肉はしっかりとした肉の滋味が味わえる。
但し、レアな肉は2枚で十分で、調理法が違ったものが2枚あった方が楽しめたと思う。

味玉はスープの色と違わぬダークブラウン。
卵黄にまで深く浸透している。
色に反して、味付けは適度。
黄身はネットリとした半熟具合で、甘みと旨味が濃厚。

大葉の上に刻んで叩いたような形状の玉ねぎ、その上に茗荷が載っている。
冷やしにピッタリの薬味。
岩のりは、心地よい磯の風味。

【掲載】2020年8月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★★★

店舗外観・内観【2020年8月】（1）