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旅のつけめん【2006年8月】|旅の途中@新高円寺

このページは、「旅の途中@新高円寺(杉並区)」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。
旅の途中@旅のつけめん
 本日は「旅のつけめん」。「真夏の遊び」と称した夏季限定メニュー。冷たい麺を温かいつけ汁でいただくというもの。つけ菜は小松菜。

 麺は中太の平縮れ麺。つけ汁の中で麺がなびき、味が良く絡む。最近、つけ麺で主流となっているのは、太麺で、断面が四角くモチッとしたタイプ。こういう麺は珍しい。薄くピラピラとした舌触りが面白く、かつ食感を楽しめる。

 つけ汁は、らーめんのスープに近いスッキリとした味わい。醤油の風味をダシがしっかりと支え、バランスが良い。

 つけ汁の中には、細切りのメンマ、三つ葉とチャーシューが入っている。チャーシューはスープと一緒に小鍋で煮込んでいるので、ラーメンに入っているものとは味わいが異なる。最後に割りスープを入れてもらって完結。割りスープは、ゼラチン質で固まったストックを新たに小鍋に入れて温めなおすので、時間と手間がかかる。ただ、風味が一層増して、満足度が高くなるので頼んで楽しんだ方が良い。

 つけ汁に魚粉を大量に入れてインパクトを強めたお店もあるが、このお店は至って正攻法。おいしいと感激しても、クセの強いものは毎日食べようとは思わない。その辺り、アッサリとしながらも奥行きを感じさせ、飽きのこない味を築き上げている。1人で切り盛りをしていることやその他営業上の理由で、つけ麺は夏季限定となる。

【掲載】2006年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
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