本日は「味玉塩ラーメン」。
ベースは、大量の丸鶏と鶏ガラを使用した鶏清湯スープ。
塩ダレには、モンゴル産2種、フランス産、瀬戸内産の4種の塩を使用し、大量の鰹と昆布の出汁を合わせたもの。
透明感のある澄んだスープ。
チャーシューの上に載った三つ葉と赤胡椒が色のアクセント。
先ずは、スープを一口。
澄んだスープからは鶏出汁と上品な旨みが感じられ、しっかりと主張がありながらも、優しい味わい。
香味油の香りも良く、円やかさもある。
続いて飲むと・・・。
動物系の出汁がよく出ていて、滋味深さがある。
コショウの刺激と柚子の香りが、味のアクセント。
塩角もなく、色々な要素がバランスよくまとまっている。
但し、整いすぎている分、強い引きはない。
麺は、「浅草開化楼」製の中太のストレート麺。
軽くウェーブがつき、しなやかな麺。
スルスルと啜り心地が良く、噛んではプッツと切れる歯切れの良さ。
具のチャーシューは、豚肩ロースと鶏ムネ肉の2種類。
豚肩ロースは、しっとりとした肉質で、噛みしめるほどに味わい深い。
鶏ムネ肉は、レアな感じで、味付けは淡白。
味玉は、黄身がトロリとした半熟具合で美味しい。
メンマは、枕木状で、噛むとクラックする食感。
他の具は、海苔と刻みネギ。
【掲載】2016年10月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆