本日は「柚子塩らーめん」。
ゲンコツ・鶏ガラ・丸鶏等の動物系+香味野菜、煮干し・鯖節・鰹節・昆布等の魚介系の出汁を合わせたスープ。
水は、阿夫利山の天然水を使い、じっくり9時間炊いたもの。
トレードマークの「阿夫利山」が描かれた丼鉢に収められた一杯は、予想した通りの美しいヴィジュアル。
先ずは、黄金色に輝くスープを一口。
鶏と昆布の出汁がよく出ている優しい口当たり。
あっさり、繊細系のフェザータッチのスープ。
胡椒が若干効いている。
続いて飲むと・・・。
強めの塩加減ながら、絶妙な匙加減で、他の食材の持ち味を十分に引き出している。
香味野菜の柔らかな甘み、鶏油によるコク、昆布の旨みがジワジワと押し寄せ、滋味深い味わい。
口に優しく触れながら、味蕾に染み込む。
途中から、柚子の爽やかな酸味が加わり、繊細でクリアなスープにさらにスッキリ感が増す。
麺は、「三河屋製麺」製の細ストレート麺。
柔らかめの茹で加減。
絶妙な軽さと軽快な啜り心地が楽しめる。
しなやかで、歯触りの小気味よさもある。
具のチャーシューは、薄切りで大判。
提供直前に炙りが入り香ばしい。
噛むほどにジワッと肉汁がこぼれ落ちる。
味玉は、1/2。
黄身は、スープに溶け出さないゲル状で、塩ダレの味が染み込んでいる。
メンマは、細切りのものが多めに入っている。
繊維を感じるコリコリとした食感。
水菜はよい箸休め。
他の具は、海苔。
【掲載】2015年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★