らーめん自由区は、ラーメン専門のサイトです。

It’s shrimp！
【所在地】東京都中野区中野5-60-3　【お店の地図】
【電話】03-6312-8102
【定休日】火曜
【営業時間】
○16：00-翌2：00（月〜土）
○12：00-24：00（日）
【最寄駅】JR中央線・総武線・東京メトロ東西線　中野駅　徒歩3分

---

【メニュー】
〇エビ麺-シングル（100ｇ）500円/ダブル（160ｇ）600円/トリプル（240ｇ）700円
○エビ麺レッド-シングル600円/ダブル700円/トリプル800円
◎海老つけ麺-シングル（160ｇ）600円/ダブル（240ｇ）700円/トリプル（320ｇ）800円
◇自家製海老ラー油0円、カレーパウダー500円、チーズ100円・ゆで玉子・野菜増し・各100円、パクチー150円
□エビごはん100円、他

【限定メニュー（これまでの）】
トマトエビ麺-シングル600円、冷やしエビ麺シングル600円、他

---

【系統】アジアンヌードル系東京ラーメン

---

【お店について】
2012年11月5日オープン。
「魚串さくらさく」を運営する「（株）アントレスト」の社員だった唐木政志さんが、独立して開いたお店。
元々あった「魚串さくらさく中野店（2012年7月6日）」の業態を引き継ぎ、並行して「It' shrimp!」としてエビ麺も提供している。

「It' shrimp!　エビ麺専門店」は、2011年5月9日、神楽坂で間借り営業という形でスタートした。
前職の縁から、営業前の「魚串さくらさく 神楽坂店」のスペースを借り、ランチタイムのみ営業していた。
その後、中野に移転。

グランドメニューのエビ麺とは、アジア料理が好きという唐木さんが考案。
それは、マレーシアで使われている発酵調味料「ブラチャン」を使ったラーメン。

お店のコンセプトは、「海老メイン」「女性向け」「ワンコインでの提供」。


ＪＲ中野駅北口より、徒歩数分。
「ちょっといい一番街」にある。
路地裏で、人の流れがやや少ない場所。
魚串と書かれた白い提灯が目印。


店内は、立ち飲み用として作られた壁際のカウンター約8席と中央に置かれた木製のテーブル約5席。
折り畳みの椅子がセットされている。
但し、カウンターの高さが元々は立ち飲み用として作られているので、椅子に座るとテーブル面の位置が高め。


上部を見上げると、焼酎の銘柄各種が棚に陳列されている。

卓上には、洗い箸・爪楊枝・醤油・ソース・食卓塩・一味唐辛子・自家製辣油などが置かれている。
ＢＧＭは、Ｊ-ＰＯＰと洋楽ポップス。
口頭注文、後払い制。
水、紙おしぼりはセルフサービス。

本日は「エビ麺（トリプル）」。

野菜と海老がたっぷり載り、見た目豪華な感じのするビジュアル。
スープは、鶏ガラや野菜を炊いた出汁に、醤油やオイスターソースで直接味をつけたもの。
香味油は、1.5�sの桜えびとエビペーストを2時間煮詰めたエビ油を使用。

先ずは、スープを一口。
海老を主役とした麺類を出すお店も増えてきたが、その多くはドロ系。
濃密で、インパクトの高いエビ味を表現。
それに対して、スープはシャバ系で、スッキリとした醤油味。

続いて飲むと・・・。
華やかな海老の風味に包まれ、あっさりとした優しい味わい。
雑味がなく、海老と野菜の旨みが存分に溶け込んでいる。
途中で、中央のブランチャン・ペースト（ブランチャンを玉ねぎ・干し海老・スパイスを煮詰めてペースト状にしたオリジナル）を混ぜ入れる。
すると、海老の香りと旨味が猛烈に押し寄せてくる。
時折、レモングラスの芳香も鼻孔をすり抜け、エスニックな気分。

麺は、平打ちの中細縮れ麺。
加水率高めで、ツルツルとした麺肌。
強めの縮れがスープを持ち上げて、麺とスープの一体感を楽しめる。

具の海老は、ボイルしたバナメイ海老、桜えび、ブランチャイペーストの3種。
野菜は、生キャベツ、ニンジンスティック、ヤングコーン、ネギ。

優しく控えめなスープを飲む→「ブラチャン・ペースト」を溶かす→卓上の「自家製辣油」を少し入れる。
と言うように、味変効果を楽しむエビ麺。
ややフラットに感じるスープの味が、調味料や香味油を追加することにより、味わいが立体的になってくる。
魚串を食べたり、お酒を楽しんだ後の〆の一杯として重宝しそう。

【掲載】2014年3月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★☆☆