本日は、「塩ワンタンらぁ麺」。
スープは、岡山県の「山水地鶏」の丸鶏や「大山鶏」のガラをベースに、豚骨と野菜、サバ節・鰹節・煮干しなどの魚介を合わせたもの。
キラキラと輝く清澄なスープからは、フワッと魚介の優しい香りが立ちあがる。
先ずは、スープを一口。
ふくよかで旨みタップリの鶏出汁に、シャープな塩ダレ。
淡い塩気が、絶妙なバランスで融合。
続いて飲むと・・・。
鶏油が多めで、厚みをアシスト。
塩ダレが味の輪郭を明確にし、その出汁感を際立たせている。
醤油と比べると、出汁の旨味や風味などが、ダイレクトに伝わってくる。
動物系と魚介系のバランスがよく、すっきりとしつつも滋味深く、奥深い味わい。
麺は、京都の「麺屋棣鄂」製の中細のストレート麺。
当初使用していた「三河屋製麺」製から、こちらに変更。
ふすまの粒々が見える全粒粉を使ったもの。
スルスルと啜り心地が良く、口触りはシルキータッチ。
しなやかで、モチモチとした食感。
具のチャーシューは、豚と鶏の2種類。
味付は、塩ラーメンに合わせた塩味。
豚は、肩ロースを低温調理したもので、柔らかい肉質でジューシー。
鶏はムネ肉で、適度な味付けが施され、サッパリとした味。
ワンタンは、4個。
皮は中厚で、餡は多めで、テルテル坊主状の形態。
チュルンと口の中に飛び込み、餡の味付けも良くウマい。
穂先メンマは長めで、柔らかくシャクシャクとした食感。
他の具は、水菜と刻みネギ。
【掲載】2016年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★