本日は、「醤油ワンタンつけ麺」。
麺は、京都の「麺屋棣鄂」製の中細のストレート麺。
小麦の銘柄、加水率など細部まで指定した特注麺。
小麦は全粒粉を使用。
水でしっかり締められ、手繰りやすいよう綺麗に揃えられている。
表面はツルツルとしていて、スルスルと啜り心地が良い。
口触りは滑らかで、噛むとシコシコとした食感。
つけ汁は、飴色に輝く透明感のあるスープ。
出汁は、岡山県の「山水地鶏」の丸鶏や「大山鶏」のガラをベースに、豚骨と野菜、サバ節・鰹節・煮干しなどの魚介を合わせたもの。
醤油ダレは、和歌山産の生醤油や濃口醤油などブレンドしたもの。
表面に厚めに張られた鶏油が円やかさを与え、熱々の温度をキープ。
軽い酸味に、鷹の爪のピリッとした刺激。
醤油の凛とした味わいが、口の中に染み入るような感じで旨い。
鶏の旨味と香り高い醤油が絶妙なバランス。
具のチャーシューは、低温調理の豚肩ロースと鶏ムネ肉の2種。
豚は、適度な噛み応えを残した肉質で、噛むほどに肉の旨みが味わえる。
鶏は上品な味付けが施され、シットリとした肉質。
ワンタンは、皮は中厚で、餡は多めのテルテル坊主状の形状のものが4個。
チュルンと口の中に飛び込む。
餡の味付けもしっかりとしていて、ウマさ全開の絶品ワンタン。
穂先メンマは、柔らかくシャクシャクとした食感。
他の具は、水菜とネギ。
最後にスープ割り。
熱々の出汁が足され、鶏の旨みに口元綻びながら完飲。
【掲載】2017年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★