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老舗から新店までのラーメン店をレポート。

(閉店)麺処 くるり|市ヶ谷駅(JR総武線)

店舗基本情報

めんどころ くるり
【所在地】東京都新宿区市谷田町3-2 トゥー(TOU)ビル1F 【お店の地図】
【電話】03-3269-0801
【定休日】日曜・祝日
【営業時間】
○11:00-21:00
○11:00-19:00(土曜)
【最寄駅】
○東京メトロ南北線・有楽町線 市ヶ谷駅5番出口 徒歩3分
○JR総武線・東京メトロ南北線 市ヶ谷駅 徒歩5分

【メニュー】
○みそらぁめん700円、味玉みそらぁめん800円、特製みそらぁめん900円
◎辛味つけそば750円、味玉辛味つけそば850円、特製辛味つけそば900円
◇味玉100円、特製(味玉・メンマ・チャーシュー2枚)200円、他
※麺の大盛り各種同額

【系統】サッポロ進化系味噌ラーメン

【お店について】
2003年11月創業。
店主の大塚健二氏は、何店舗かでのアルバイトの経験はあるものの、ほぼ修行経験なしでラーメン業を始めた。

お店の場所は、外堀通りの市ヶ谷と飯田橋の中間に位置する。
暖簾がなく、小さな看板のみ。
それも目を凝らさないと店名がわかりづらい大きさ。
東京理科大、法政大が近隣にあり、訪れている人は学生が多い。
店内はL字型カウンター7席で、主人1人で切り盛りをしている。
内装は波板鉄板と古材を使用した造り。

2010年7月3日に「麺処 くるり@高円寺らーめん横丁(杉並区)」がオープン。

実食レポート

麺処くるり@市ヶ谷・みそらぁめん
本日は「みそちゃ−しゅー」

豚骨、鶏ガラ、モミジ、野菜などを8〜9時間煮込み一晩寝かせたスープ。
味噌ダレには信州産白味噌の山吹味噌に背脂を練り込んだものを使用している。
最近、主流となっている丼に味噌ダレを入れて、スープを注いだ後、ホイッパーで撹拌するといった味噌ラーメンの作り方ではない。
中華鍋で野菜を炒め、それにスープと味噌ダレを併せる方法を採っている。
元来の札幌味噌ラーメンの作り方である。

スープをレンゲですくうとドロっとしていて極めて粘度が高いことがわかる。
麺を食べた後はスープがあまり残らない。
それでも、開店当初よりは粘度が若干弱くなったそうである。
このトロミは大量の背脂によるものだが、臭みはほとんどない。
それは、1回漉して、しつこい透明脂を排除しているためである。
鶏の旨味を感じつつも、味噌が突出することもなくマイルドな味わいでコクがある。

「大黒屋製麺」製の平打ちの太縮れ麺は淡黄色で透明感のある麺。
スープの持ち上げが良く、弾力性もある。
通常160gの麺が、大盛240g無料とは嬉しい。
少なめの120gにすると味玉が半分サービスとなる。
ニラ、もやし、玉葱は炒めただけにシャキシャキ感があって美味しい。
野菜の食感と甘味がスープに溶け出す良さもあるが、炒るのに使ったラードの存在も感じさせる。

三枚肉のチャーシューはしっかりとした味付けで甘味がある。
盛られた白髪ネギには、ラー油がかけられピリっとしたアクセントになっている。

卓上には、一味、豆板醤、胡椒のほかに山椒まで置かれていて好みに応じて入れると良い。
通常、香辛料を入れると本来の味が損なわれることもあるが、このラーメンの場合は味が引き立つ。

夜営業は予定されていたが取りやめとなり、辛味つけそば(700円)も期間限定となってしまった。
厨房のスペースや1人での作業を考えると致し方がない。
軌道に乗り、環境や条件が整えば、新メニューや営業時間の変更もあるように思う。
ご主人は他のお店の食べ歩きをするなど向上心もある。
今後の展開が楽しみである。

【掲載】2005年10月 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

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らーめんの王様(食べた評価)

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