本日は「しろ八麺」。
つけ合わせの野菜は、千葉県の生産者(田中一仁氏)の『ピーチカブ』。今が旬。もものようにジューシーで、ほんのり甘味のあるカブです。ドレッシングをかけずに、生でいただくのがおすすめです」とのこと。
スープを一口飲むと、優しい味わいがゆっくりと味蕾に染み渡る。
角のない醤油の味、味醂のほんのりとした甘味、出汁の旨味が一体となり、飲んだ後に余韻を残す。
そして、川面を渡る風のように静かに消えていく。
中太の平打ち縮れ麺は、ピラピラとした唇に触れる感じと舌触りが心地よい。
固さも程よく、啜ればスープがよく絡む。
つけ合わせの「ピーチカブ」は、軽くサクッと音が出るような食感。
しっとりとしていて瑞々しい。
噛むと自然なる甘味があって美味しい。
もう一つのつけ合わせの「菜の花」は、春の味覚を楽しめる。
バラ肉のチャーシューは、箸でつかむとプルンプルンと揺れる柔らかさ。
ジューシーな甘味と口溶け感で美味しい。
味玉子は黄身がゼリー状の半熟具合で、味付けが良い。
他の具は、もやし・切り昆布・ねぎ。
【掲載】2009年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★