本日は「冷やし鯛梅味らーめん/800円(税込)」+「旬菜盛り/180円」。
“月替わり”の野菜は、「山形県置賜地区の土屋さんの『おかひじき』です。」とのこと。
「海岸に自生する1年草で、葉っぱの形が海草のヒジキに似ていることからおかひじきと呼ばれます。・・・(略)」。
広口の丼鉢に、色とりどりの野菜が盛り付けられている。
これらの華々しい野菜は、別売りトッピングの「旬菜盛り」。
野菜は全て、その季節の有機・減農野菜。
先ずはスープを一口。
鯛節からとったスープは、僅かにトロミのある冷製スープ。
よく冷えているので、飲むと火照った身体が落ち着いてくる。
程良い塩味(えんみ)に、昆布や鯛の出汁の旨味がジワーッと広がっていく。
続いて飲むと・・・。
ほのかに香る鯛の香り、油脂感はなく、無化調らしいスッキリとした口当たり。
塩味が鯛出汁の輪郭を際立たせている。
鯛や昆布の滋味が深く、飲むほどに旨味が増していく。
途中で、別添えの「練り梅」と「山葵」を溶かしていくと、程良い酸味と山葵の風味が加わって美味しさ倍増。
具のチャーシューは、古白鶏のムネ肉を塩麹に漬けたもの。
さっぱりとした味わいで、ハムのようなソフトな食感。
麺は自家製の中細の平打ちストレート麺。
モンゴル天然かん水を使用した自家製麺。
手もみが入り、軽くウェーブがついている。
啜るとフルフルと揺れながら、口の中へ滑り込む。
スープとの一体感もあり、歯応えのあるモチモチとした食感。
野菜は、おかひじきと赤軸(茎)ほうれん草、青じそ、コリンキー、インゲン、キュウリ、おくら、紅くるり大根、フルーツトマト、かぶ、もやしなど。
個々の野菜の瑞々しさや食感の違いを楽しむことができる。
ホタテの貝柱のほぐし身は、スープに旨味を付加する。
【掲載】2020年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★