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本日は、「特製濃厚白湯魚介蕎麦」。

スープは、大山地鶏（鳥取県）・美桜鶏（山梨県）・総州古白鶏（茨城県）等の鶏ガラに、鰹・サバ・帆立などを加えて強火で煮出したもの。
カエシは、醤油+鰹・鯖・昆布などを加えて旨みを引き出したもの。
醤油は、児玉醤油（広島県・児玉醤油）の「うすくち生醤油」と「天然醸造醤油」をブレンドしたものを使用。
それと、白湯には「関ケ原たまりしょうゆ（岐阜県・関ケ原醸造株式会社）」も使っている。

他のメニューと比べると、濃いめの茶濁色で、油も若干多め。
一般的な鶏白湯スープのように白いというイメージをもっていたので、固定観念を崩された感じ。
先ずは、スープを一口。
節香る魚介の香りと醤油のマイルドな味わい。
ややコッテリとした感じで、塩梅程よく、円みのある味わい。

続いて飲むと・・・。
濃厚な鶏の旨味がグワッと押し寄せる。
煮干しの風味が先行し、その後鶏のコクが追いかけてくる。
煮干しはエグミや苦みは無く、旨味だけを抽出している。
鶏も雑味は無く、コクを上手に出して、バランスよくまとめ上げている。

麺は、「三河屋製麺」製の中細ストレート麺。
全粒粉を使用した麺で、ふすまの粒々が見て取れる。
柔らかめの茹で加減で、麺肌がツルツルとしている。
噛むとザクッとした歯切れの良さ。
噛むとクチッとした粘りを感じ、小麦の甘みが出てくる。
スープの絡みも良く美味しい。

具のチャーシューは、鶏ムネ肉が1枚、豚バラ肉が1枚、豚肩ロース肉が2枚。
鶏ムネ肉は、適度な味付けでソフトな食感肉質。
豚ばら肉は、口溶け感が良く、ジューシー。
豚肩ロース肉は、低温調理のレアなもので、適度な噛み応えを残した肉々しい味わい。

味玉は、淡い味付けで黄身がトロ〜リと流れ出る半熟具合。
タケノコは３切付き、和風の味付でシャリっとした食感で旨い。
刻み玉ネギは、シャリシャリとしていて瑞々しい。
三つ葉は香りが心地良い。
他の具は、小松菜と黒々とした海苔3枚。

【掲載】2019年3月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★★★

「中華蕎麦はる＠下井草」の店舗外観。


「中華蕎麦はる＠下井草」の店内。


「中華蕎麦はる＠下井草」の店内。


「中華蕎麦はる＠下井草」の店内。


「中華蕎麦はる＠下井草」の店内。