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本日は、「肉煮干し生姜そば/930円」+「味玉120円」（税込）。
期間限定メニュー。
「徹底した温度管理のもと4種類の煮干しから旨味を抽出した煮干し100％のスープと数種類の豚ガラで炊いた清湯のＷスープです。」とのこと。

醤油ダレは、鰹出汁と再仕込み醤油・たまり醤油・火入れした生揚げ醤油をブレンドしたもの。

5枚のチャーシューが敷き詰められ、中央に粗微塵の玉ねぎと岩のり、生姜、色を添える紅生姜が載っている。
そして、スープには少量の背脂が浮かんでいる。

先ずはスープを一口。
醤油ダレの効いた煮干しスープに、背脂が甘みを加えている。
燕三条背脂系と長岡生姜醤油系との邂逅から生まれた一杯か？と一瞬思ったが、微妙に違うようだ。

続いて飲むと・・・。
豚清湯の旨味にライトな煮干しの旨味が融合。
そこに醤油の芳ばしさが効き、表層の油がコクを与えている。
突出したものはなく、バランスの良さを感じさせる。
トッピングされた生姜が溶け出せば、醤油の味わいにキレが加わる。

麺は、「三河屋製麺」製の中太平打ち縮れ麺。
入念な手もみが加わり、歪な形状の凸凹麺。
啜るとフルフルと横揺れしながら、口の中へ滑り込む。
同時にスープも運び込む。
このピロピロ感が心地良く、絶妙な弾力感で、噛みしめるごとに美味しさが増していく。

具のチャーシューは、バラ肉が3枚とモモ肉が2枚。

豚バラ肉は、ふっくらとした仕上がりで、口の中でトロケル感じで美味しい。
豚モモ肉は、適度な噛み応えを残した肉々しい味わい。

味玉は適度に味が浸透していて、黄身がトロトロの半熟具合。
岩海苔は、芳醇な「磯」の香りを楽しめる。
粗微塵の玉ねぎは、背脂の浮いたラーメンとの相性が抜群。
紅生姜は、彩りとお口直し効果。

【掲載】2020年8月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★★☆

「貝節麺raik＠方南町」の店舗外観。


「貝節麺raik＠方南町」の外観。


「貝節麺raik＠方南町」の内観。


「貝節麺raik＠方南町」の内観。


「貝節麺raik＠方南町」の内観。


「貝節麺raik＠方南町」の内観。