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本日は「特製醤油ラーメン/960円（税込）」。

スープは無化調で、豚骨と美桜鶏・桜姫鶏の鶏ガラ等の動物系と玉ねぎや椎茸等の香味野菜、サバ節や高級蒲鉾の材料にも用いられる“エソ”煮干し、昆布等の魚介系を重ねた出汁。
カエシは、「下総醤油」の木樽仕込みの濃口醤油を使用。

琥珀色の香味油が浮かぶ、濃い醤油色のスープ。
綺麗に折りたたまれた麺の上に、具がトッピングされている。

先ずはスープを一口。
香味油の出方は自然で、甘みを感じる醤油味。
鶏と魚介の旨味が押し寄せ、コク深い醤油の味がジンワリと舌に広がる。

続いて飲むと・・・。
円みのある醤油の味と鶏と魚介の旨味が合わさり、穏やかな味わい。
それぞれの素材が突出せず、バランス感覚が良い。
雑味がなく、コク深い味わいでスッキリとした後口。
身体に優しく染みていく感じがする。

麺は「菅野製麺」製の中細ストレート麺。
エッジが丸みを帯びていて、四角い断面。
ハリがあり、スルッと啜り心地が良く、喉越しも良い。
加水率は低めで、サクッと歯切れがシャープ。
スープの味を適度に吸い、一体感がある。

具のチャーシューは、豚バラロールと豚肩ロースが2枚ずつ。
豚バラは、味付けが良くトロッと口どけ感が良く美味しい。
豚肩ロースは、スープの熱が入っていない部分はロゼ色。
適度な噛み応えを残したしっとりとした肉質。

メンマは、平たい形状のものと細く四角い形状のものが混在。
特有の発酵の風味はなく、コリっとした食感。

ワンタンは皮が平たく畳まれた形状。
スープの中で泳ぐタイプではない。
餡の量は一般的なものの中ぐらい。

味玉は適度な味付けで、黄身が流れ出る半熟具合。
カイワレとネギは、箸休め。
他の具は、海苔3枚。

【掲載】2019年11月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★★★

「くろ助＠新高円寺」の店舗外観。


「くろ助＠新高円寺」の店舗外観。


「くろ助＠新高円寺」の店舗外観。


「くろ助＠新高円寺」の店舗内観。


「くろ助＠新高円寺」の店舗内観。


「くろ助＠新高円寺」の店舗内観。



「くろ助＠新高円寺」の卓上。