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老舗から新店までのラーメン店をレポート。

(閉店)ナムチャイ|西荻窪駅(JR中央線・総武線・丸の内線・他)

店舗基本情報

なむちゃい
【所在地】東京都杉並区松庵2-9-3
【電話】050-3712-4881
【定休日】月曜日
【営業時間】11:30-15:00 18:00-22:00
【最寄り駅】
○井の頭線 三鷹台駅 徒歩11分
○JR中央線・総武線 西荻窪駅徒歩13分

【メニュー】
カオソーイ900円 カオソーイセット(タイ式カレー麺(麺は半分)+雑炊)1100円※「辛肉味噌」、「温野菜のせ」、「ねぎ玉」から選ぶ。
ラーメン500円 もやしラーメン600円 野菜ラーメン750円 味噌野菜ラーメン750円 チャーシューメン800円
つけ麺600円 半熟味付け玉子+100円 ギョウザ3個200円・3個300円
半チャーハンセット・ラーメン各種+200円 満腹セット(ラーメン・ギョウザ3個・半チャーハン)850円他

【系統】創作系エスニック&和風中華そば

【お店について】
2005年10月創業。
「らーめん惣次郎」の跡地に出来たお店。
このお店のご主人は、タイ・チェンマイのレストランで「カオソーイ」の味を学び、帰国後、ラーメン店を始めた。
当初はラーメンを中心としていたが、2006年4月から、「カオソーイ」を提供するようになった。
屋号の「ナムチャイ」とは、タイ語で「慈悲、思いやり」という意味。

「カオソーイ(KHAO SOI)」は、タイ北部・チェンマイで広く親しまれている麺料理。
元々、チェンマイにあった料理ではなく、ビルマ(現ミャンマー)から伝わったという説と、中国雲南省の少数民族ホー族が伝えたとする二つの説がある。
簡単に言えば、タイカレー風味のスープ麺といったところ。
カオはお米のこと。
ソーイは細く切るという意味。

このお店は、最寄り駅の三鷹台・西荻窪からは少し離れた井の頭通り沿いにある。
ラーメンの幟がたくさん立っているのが目印。
2階建ての民家の1階部分にあり、手製の黄色い暖簾に「ラーメン○荻」の文字が書かれている。
「ナムチャイ」とは表示されていない。
外装は店主自らペンキをぬり直した感じ。
内装はアジアンテーストの装飾が施され、アンティークな家具、小物が置かれ、タイランドの雰囲気を醸し出している。
客席はカウンター7席。
厨房とカウンターの仕切りは葦ずが垂れ下がり、スタッフの顔が見えないようになっている。

※2008年三鷹台に移転。ナムチャイ@三鷹台

実食レポート

カオソーイ@ナムチャイ
本日は「カオソーイ」

その一般的な作り方は、鍋に油を引いてニンニク、レッドカレーペースト、チリインオイル(ナムプリック・パオ)を入れ、鶏肉を炒める。
それに鶏ガラベースのスープに、レモングラス等の香辛料、ナンプラーを入れて味を調整。
最後の工程でココナッツミルクを入れるというもの。

スープはドロッとしていて粘度が高い。
ココナッツミルクの味が強く、辛さは控えめ、甘さは強め。
薬味は別皿でホムデン(赤玉ねぎ)、バッカードン(タイの高菜の漬物)、レモン(現地ではマナーオ=ライム)がつき、それらを投入する。
しつこくなりがちのスープを和らげ、アクセントにもなっている。
辛味、甘み、酸味の調和が取れた摩訶不思議な味わい。
引き込まれるような美味しさと魅力がある。
タイ料理の味付は元々メリハリがある。
その特徴が出ている。

麺は幅広の平打ち麺。具に揚げ麺が載っている。
相反する食感が融合し面白い。
他の具は、骨付きのモモ肉2ピースと万能ネギ。
野菜類は無農薬のオーガニックなものを使用している。

都内のタイ料理店は増えつつも、「カオソーイ」が食べられるお店は殆どない。
馴染みがないメニューであり、希少価値とも言える。
ラーメンのカテゴリーに入るかと言えば微妙だが、創作麺として位置づけることもできる。

【掲載】2006年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

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らーめんの王様(食べた評価)

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