本日は「特製味噌らぁめん/1130円(税込)」。
期間限定メニュー。
基本ベースのスープは、鶏ガラと豚肉をメインに、煮干しや節類、昆布、香味野菜などから取った清湯スープ。
味噌ダレは、赤味噌と白味噌をブレンドしたものを使用。
ソース(白ワイン・微塵の生姜とニンニク・チャーシューの煮汁)が、チャーシューの上に掛けられている。
それと、顆粒(インスタントコーヒー)が添えられている。
スープは、ダークブラウン色。
先ずはスープを一口。
味噌は赤味噌がメインで、味噌の風味が香り立つ。
見た目よりサラサラとしていて、口当たりが良い。
ベースのスープの下支えがあり、十分なコクが口の中に広がる。
続いて飲むと・・・。
麹歩合が低めの辛口の味噌を使用しているが、尖らず柔らかい口当たり。
味噌でマスキングされがちなスープの旨味も、しっかりと感じられる。
油分が控えめで、塩分濃度も適度なので、グイグイと飲める。
途中で、コーヒーの顆粒を溶いていくとビターな味が加わる。
深みが出て、大人の味わいとなる。
カレーにコーヒーを隠し味として使うのと同様の効果。
麺は自家製の中太平打ち縮れ麺。
小麦は北海道産の多田製粉製「春よ恋 生1本」を使用。
石臼挽きの全粒粉を練り込んだ多加水麺。
手もみが入り、麺の厚みがまちまちで、歪な形状。
啜ると、ピロピロと蛇行しながら口の中へ滑り込む。
スープがしっかりと吸着。
プリプリとしていて、噛むとムチッとした食感。
具のチャーシューは、豚肩ロース肉が3枚(大1・中2枚)と豚バラ肉が2枚。
豚肩ロース肉は、低温調理のロゼカラー。
しっとりとした肉質で、適度な噛み応えがあり、肉の旨味を味わえる。
豚バラ肉は、口の中でホロホロと崩れる柔らかさで、ジューシー。
メンマは平たい形状で、柔らかくシャクシャクとした食感。
味玉は白身がプルプルと柔らかく、割ると卵黄が流れ出る半熟具合。
出汁の浸透度は控えめで、黄身の甘みを感じさせる。
春菊はシャキシャキとした食感とほろ苦さが、味噌スープによく合う。
ブロッコリーは、ほのかな甘みがあり、良い箸休め。
他の具は、黒々とした良質の海苔3枚と小口切りのネギ。
【掲載】2020年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★