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中華そば処 琴平荘|三瀬駅(JR羽越本線)

中華そば(あっさり)+大判海苔+ぶっかけ漁師めし【2019年6月】|実食レポート

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
本日は「中華そば(あっさり)700円(税込)」+「大判海苔100円」+「ぶっかけ漁師めし130円」。

スープは動物系出汁に、魚介出汁を合わせたWスープ。
動物系は、岩手県産の高級丸鶏・チャーシュー用の豚肉+香味野菜をじっくり煮出した出汁。
魚介系は、焼き干し(トビウオ)・アジ・サバ煮干し(稚魚)・天日干しのスルメイカ・昆布等から取った出汁。
仕込みの水には、「ACM π(パイ)ウォーター 」を使用。
丼鉢の内側に記された屋号の文字は、あっさりが「赤」、こってりが「青」で書かれている。

大きめの丼鉢の中央に大判チャーシュー2枚が覆い被さる。
麺の様子が良く見えない。

丼鉢が置かれた瞬間、魚介系の風味が香り立つ。
先ずはスープを一口。
透き通ったスープは油分は殆ど感じられず、純粋に出汁の味が伝わって来る。
鶏などの動物系が下支えとなり、乾物類の旨味がジワジワと押し寄せる滋味深い味わい。

続いて飲むと・・・。
醤油感は控えめだが、醤油の香りを際立たせながら、じんわりとした旨みが口の中に広がっていく。
そして、胃の腑に染み渡る感じでほのぼのとした味わい。
魚介系一辺倒ではなく、豊かな鶏のダシ感に豚肉のコクのある旨みが加味された黄金比率。
塩分が控えめなので、優しく身体に染み込んでいく感覚を覚え、レンゲを運ぶ回数もピッチが上がって来る。

麺は自家製の中太縮れ麺。
「日穀製粉」製の琴平荘専用粉を使用。
4種類の小麦粉をブレンドしたもの。
麺量は、220g。
加水率は52%で、40秒で茹であがる。
一般的な麺が35%前後の加水率が多い中、驚異の数字だ。
その麺を3日間寝かせて、熟成させている。
やや透けて見える麺は、手もみが丁寧に入り歪な形状。
麺肌はツルツルで、滑らかな口当たり。
啜るとフルフルと蛇行しながら、口の中に滑り込む。
滑らかな喉越しと共に、淡麗なスープの味を運んでくる。
表面はモッチリ、中心部にしっかりとしたコシのある食感。
噛みしめると小麦の甘みが出てくる。

具の肩ロースのチャーシューは、2枚。
出汁として煮込んだ豚肉で、それを秘伝の醤油ダレに漬け込み、ラップで強く巻きつけて包んで仕上げたもの。
箸でつかんだだけで崩れる柔らかさ。
ホロっと崩れ、適度な噛み応えも残している。

メンマも乾燥メンマの状態から5日〜7日かけて戻したものを使用。
コリっとした歯触りの良い食感。
他の具は、海苔と小口切りのネギ。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「大判海苔(4枚)/100円」。
黒々とした上質な海苔。
パリパリと噛むと、心地良い海の香りを運んでくる。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「ぶっかけ漁師めし/130円」。
ご飯の上に、焼き海苔と鰹節、徳島産の糸青海苔が載っている。
机上の「ラーメンダレ」or「ラーメンスープ」をかけて食す。
漁師めしそのものは、味は薄め。
最初に「ラーメンダレ」をチラッとかけて食す。
磯の風味が香り立つ。
続いて、残しておいたラーメンスープを入れて食す。
お茶漬けサラサラ。
通常麺類を食べる時はご飯は食べないが、コレは食べる価値あり。

【掲載】2019年6月 【行列】67人 【らーめんの王様】★★★★★

店舗外観・内観・他

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の店舗外観。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の店舗外観。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の行列。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の看板。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の電飾看板。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の暖簾。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の店舗内観。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の店舗内観。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の店舗内観。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)」の店舗内観。

琴平荘@三瀬(山形県鶴岡市)
「“日穀製粉”製の琴平荘専用粉」。

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