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馳走麺 狸穴|池袋駅(JR山手線・他)

店舗基本情報

ちそうめん まみあな
【所在地】東京都豊島区東池袋1-32-2 小川ビル1F 【お店の地図】
【電話】03-3982-4055
【定休日】日曜
【営業時間】11:00-15:30/17:00-22:00
【最寄り駅】JR山手線・埼京線・西武池袋線・東京メトロ丸の内線・有楽町線 池袋駅 徒歩6分

【メニュー】
○中華蕎麦(並盛・180g)680円、中華蕎麦(大盛・260g)780円
◎濃厚つけ麺780円、辛つけ麺880円、特製つけ麺980円
◎肉盛つけ蕎麦(冷汁・玉子付き)880円
◇辛味増し50円、味玉・玉ねぎ増し・長ネギ増し・メンマ増し各100円、半肉増し150円、肉増し300円
□牛めし200円、他
※つけ麺-並盛(240g)・大盛(360g)・特盛(480g)・・・同額
※肉盛つけ蕎麦-並盛(250g)・大盛(300g)・特盛(350g)・・・同額

【限定メニュー(これまでの)】
トマトカレーつけめん880円、カレーつけめん880円、肉盛とろろつけソバ980円、他

【系統】豚骨魚介創作系東京ラーメン

【お店について】
2009年12月16日創業。
店主・岩田圭介さんは、料理人の父親の下で修業をし、本物の味を追求するために全国のラーメン店を食べ歩いた。
そして、ラーメン激戦区池袋において、20代前半という若さで開業。

屋号の「狸穴」を、マミアナと即座に読める人は多くはない。
マミ(猯)は、アナグマのこと。
昔の人は、タヌキとアナグマを混同して、狢(むじな)と呼ぶこともあった。
それらを同一視していたことから、「猯穴」とするところを「狸穴」としたようだ。
本来、アナグマは穴掘りの名人、タヌキは穴を掘るのが不得意な動物。
アナグマは、何世代にも渡って同じ巣穴に住み、巣穴を地下にどんどん広げていく。
それにあやかって、お店も斯(か)くありたいという願いが込められているのでは・・・(−」−)」?

お店の場所は、池袋駅東口を出て、目の前の明治通りを左(西巣鴨方面)へ直進。
豊島区役所本庁舎の裏手にある。
狸穴-遠景
右隣りには、東池袋大勝軒の2代目が立ち上げた「池麺 KINGKONG」、更に右へ行くと高田馬場の人気店「俺の空」の支店などのラーメン店がある。
正にラーメン激戦区。

狸穴の店舗外観
店頭には待ち席(3〜4席)も用意されているが、長い行列が出来ている。
一枚板を使った看板と白い暖簾が目印。

行列-狸穴
明治通り寄りから見た店舗外観。
行列の数が続々と増えていく。
評判を聞きつけて訪れた人、行列が出来ているのでとりあえず並んでみた人(列が列を呼ぶ現象)、美味しかったのでまた来た人(リピーター)…、それはともかく人気店であることには間違いない。
ピーク時を避け、時間帯を選べば数人待ちのこともある。
食券は、列に加わる前に購入するのが慣習。
並んでいる時にスタッフが回収しに来る。

狸穴の店内
サッシ戸を開けて中に入ると左手に券売機がある。
木材を多用したウッディな内装。
コの字型カウンター11席。
奥に厨房がある。黒いTシャツを着たスタッフが4名。

入口付近-狸穴
つけ麺の麺の茹で時間が8分かかるので、提供されるまでには時間を要する。また、麺の量が多いので食べるのに時間がかかり、回転は速くはない。
中華蕎麦ではなく、大半の客がつけ麺をオーダーしている。

卓上調味料
卓上には冷水入りポット、洗い箸、S&Bのコショウ、一味、酢などが置かれている。BGMはラジオ。

麺は、京都の製麺所から取り寄せた特注麺を使用。
「港屋@虎ノ門」に影響を受けた「肉盛つけ蕎麦」は、蕎麦粉を使った麺とのこと。

実食レポート


本日は「肉盛つけ蕎麦(冷汁・玉子付き)大盛」
創作的な日本蕎麦の人気店「港屋@虎ノ門」のスタイルをインスパイアしたメニュー。

最初に、紅生姜の入った小鉢と揚げ玉の入った丼が提供される。
続いて、つけ汁と肉盛りつけ蕎麦、それと付属品の温泉玉子が差し出される。
見た目、豪華絢爛。

食べ方に迷うが、まずは麺を引き出し、つけ汁に浸して食す。
麺は中太ストレートの日本蕎麦。
中華麺に蕎麦粉を配合したと言うよりは、田舎蕎麦的な感じ。
粉っぽさを感じさせるモソモソとした食感。
固めの茹で加減。

つけ汁は、キンキンに冷やされている。
節が効いた濃いめのカエシに、ラー油を浮かべたピリ辛感。
ベクトルは、やはりつけ麺と言うよりは日本蕎麦寄り。
キリッと立った醤油が前面に出ているが、ふくよかな甘みもある。
途中で、揚げ玉を入れサクサク感を楽しむ。

具の甘辛く煮付けた牛肉は、単独で少し食べた後、温泉玉子に浸けてすき焼き風にして食す。
胡麻の芳ばしさが、食欲をそそる。
白髪ネギは口に清涼感を、紅生姜はお口直し。
他の具は刻み海苔、玉ネギ。

最後にスープ割り。
余り薄まらず、完汁は断念。

狸穴の真骨頂は、やはり「濃厚つけ麺」。
「肉盛りつけ蕎麦」をつけ麺ととらえず、変わり種のメニューとしてとらえれば十分楽しめる。

【掲載】2013年7月 【行列】6人 【らーめんの王様】★★★★☆

以前のレポート


特製つけ麺(大盛)【2011年6月】(2)
中華蕎麦+味玉【2011年4月】(1)
 

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