＞千代田区のラーメン店リスト＞あら田「一茎草」＠日比谷【所在地】東京都千代田区有楽町1-2-15 UNビル2Ｆ 【お店の地図】
【電話】03-5251-4660
【定休日】日曜
【営業時間】※麺のメニューはランチのみ
○11：00-14：00（月〜金）
○12：00-15：00（土・祝日）
【最寄り駅】
○東京メトロ千代田線・日比谷線 日比谷駅 徒歩3分
○東京メトロ丸の内線 銀座駅 徒歩5分
○ＪＲ山手線・他 有楽町駅 徒歩7分
【2Ｆ：あら田（一茎草）ランチメニュー】
○玄菜麺（マクロビオテック）980円
○和美食御膳（和前菜三種盛合せ・ミニ玄菜麺・おいなりとミニおむすび盛合せ・抹茶ゼリー入りあんみつ1500円）
□京風土鍋ハンバーグ御膳1500円、レディース会席2000円、すみれ会席2500円、他
【限定メニュー（これまでの）】
旬菜麺（伝説の塩）880円、玄麺（こだわりの醤油らーめん）880円、他
【系統】天然無添加・オーガニック系東京ラーメン
【お店について】
2009年7月1日、「大地をいただく和美食 あら田」のランチタイムの時間帯に、1Ｆフロアー「つけ麺処 麺喰楼」、2Ｆフロアー「らーめん創房 一茎草」が営業開始。創作料理店のランチに、ラーメンとつけ麺のメニューが登場。
1999年12月創業の「あら田」。和食ベースに世界各国のエッセンスを取り入れた“創作料理”が自慢のお店。1Ｆはカジュアルにしゃぶしゃぶワインバー、2Ｆは和ダイニングでシャボテン鍋を提供し、サボテン食材の展開に注力をしている。
その経営は、オーナーソムリエ：荒木秀晴氏。銀座東急ホテルや西洋銀座といった都内の有名ホテルのレストランやバーラウンジを経て独立という経歴。西洋銀座時代には、ソムリエの田崎真也氏の下、「利き酒師」なる日本酒のソムリエ資格の立ち上げに尽力をつくした人物。
店名の「あら田」は、荒木氏の「あら」と2004年まで在籍していたソムリエ：田中孝一氏の「田」を併せたもの。
創作料理店にラーメンメニューと言うのはちょっと意外な感じがするが、以下の経緯によるもの。
2009年に設立された「（株）F-CUBE Japan」の企業理念（国内外の生産者支援を始め、料理人の地位向上等、様々な連携を実現）に荒木氏が共感し、立ち上げメンバーに参加。そこで、田中玄氏との出会いがあり、コラボレーションに至ったという流れ。
「一茎草（いっきょうそう）」は2008年に、田中玄氏が関澤氏と共同経営という形で始めた 「一茎草＠三ノ輪」というお店。諸事情で閉店したが、その時の代表的なメニューを「あら田」で提供。
2009年9月より店舗2Ｆでは、「あら田」のランチメニューが、単品の「玄菜麺」と本来の「あら田」の和食ランチという構成となった。
「一茎草」の名はトーンダウンし、「あら田」のランチメニューの一部に組み込まれた。マクロビオティックの「玄菜麺」は「あら田」における麺の主力商品（道玄＠高田馬場ではメニュー化しない）に位置づけ、存続させていくものと思われる。従来の「あら田」の和食のランチメニューを求めて訪れる客も後を絶たないので、それを復活させたという形。
お店の場所は、帝国ホテルインペリアルタワー向かい、日比谷駅、有楽町駅、銀座駅の何れからも近い好立地。日生劇場、宝塚劇場に近く、シアタークリエ（旧芸術座）に隣接している。店名の書かれた電飾の看板と“つけ麺”と書かれた幟（のぼり）が目印。
1Ｆの「つけ麺処 麺喰楼」は、ビア樽を使用したユニークなテーブル16席（最大18席）。
2Ｆの「あら田（一茎草）」は、テーブル16席、個室10席。2Ｆへは店舗左側通路を進み、一度1Ｆフロアーに入ってから階段を使って2階に上がる。2Ｆでも、つけ麺はオーダーできる。
2009年9月5日閉店
■田中 玄（兼一）氏の経歴
■玄流宗家 道玄＠高田馬場
■つけ麺処 麺喰楼＠日比谷（千代田区）
本日は「旬菜麺：伝説の塩」+味付け煮玉子。「アトピー患者の方でも食べられるラーメンを！…という医者からの依頼で開発しました」というメニュー。
あっさりとしながらも、コクがある。凝縮された出汁の旨味が感じられるスープ。塩梅も程よく、その優しい味わいは、体に染み入るようなフワッとした感じ。クォリティの高さは感じられる。但し、田中氏直々のものとは印象が異なる。香味油による甘味とコッテリ感の出し方、それに塩梅に僅かな差。微妙な匙（さじ）加減の差か。凛とした表情と言うよりは、ややぼんやり。味の焦点化がされにくいところ。
麺は中太の縮れ麺。柔らかめの茹で加減で、スープの絡みが良い。プリプリとした食感で美味しい。
具のチャーシューは薄切りのものが2枚。味が染みていて美味しい。トッピングの味付け煮玉子は、黄身がゼリー状の半熟具合。黄身まで味が染みこみ美味しい。メンマはシャキシャキとした食感。他の具は、白髪ネギ、糸唐辛子、ニンジン、小松菜、揚げエシャロット。
【掲載】2009年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆