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普通だけど普通じゃない冷やし中華【2007年7月】|七彩@都立家政 このページは、「麺や 七彩@都立家政(中野)」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。 |
本日は「普通だけど普通じゃない冷やし中華」。 紫(赤)キャベツの絞り汁は、リトマス試験紙と同様に酸度、アルカリ度を測ることができる。酸性だと赤に近づき、塩基性になるにつれて青色に近づく。紫キャベツに含まれるアントシアニン(色素群アントシアン)が、酸性の度合いによって反応し変化するからである。それを応用し、色の移り変わりを楽しむ遊び心の加わったメニュー。 最初に、愛媛県伯方島産の「はかたレモン@伯方果汁株式会社」を紫キャベツに大根おろしを和えたものにかける。見る見るうちに紫がローズに変化して面白い。 具は豚チャーシューの細切りと鶏のほぐし身、岩のり、キュウリのせん切り、中華くらげ、白ゴマ。皿にはからしが添えられている。2種類のチャーシューは、それぞれ柔らかく、しっとりとした食感で味付は控えめ。6時間ほどかけて作られたもの。岩のりは磯の風味が心地よい。キュウリは、通常の冷やし中華では斜め切りにしたものを千六本にするが、桂むきしたものをせん切りにしている。この方が、サクサクとした食感が得られるそうだ。からしはマスタードシードをつぶして作ったもの。鼻にツーンとくる辛さではなく、自然な風味と適度な辛味が良い。 麺は中太平打ち縮れ麺。自家製麺になり、以前のピラピラとした舌触りはやや弱くなったが、適度なコシとムチッとした柔らかさでおいしい。麺をすすると、サッパリとした醤油風味の汁にスッキリとしたレモンの酸味が加わり、食べた後は爽やかな気分。まさに冷やし中華。 余談だが、紫キャベツの煮汁で麺を煮ると緑、それにレモン汁をかけるとピンクになる。通常の麺の黄色と併せて、三色麺というのも面白いかも。 【掲載】2007年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ |
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