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らーめん自由区|東京ラーメンガイド文京区のラーメン店リスト>大喜@湯島
らーめん天神下 大喜・移転 ラーメン遺産 殿堂入りの名店
らーめん てんじんした だいき

【所在地】東京都文京区湯島3-47-2 白木ビル1F 【お店の地図】
【電話】03-3834-0348
【定休日】日曜日
【営業時間】
*11:30-14:30(L.O.)/17:30-21:30(L.O.)・・・月〜金
*11:00-15:00(L.O.)/17:30-20:30(L.O.)・・・土
*11:00-16:00(祝日)
【最寄駅】
○東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩1分
○東京メトロ銀座線 上野広小路駅 徒歩8分
○都営大江戸線 上野御徒町駅 徒歩8分

【メニュー】
○とりそば(塩・中細麺)850円、特製とりそば950円、うめしおらーめん830円
○醤油らーめん(細麺)730円、中華そば(中細麺)750円、わんたん中華そば850円、特製中華そば950円
○納豆中華そば900円
◎つけめん(中太麺・220g)780円、特製つけめん880円、つけめん大盛(80g増)+70円
◇味付けたまご・きざみねぎ各100円、のり120円、わんたん200円、めんま300円、ちゃーしゅう350円、他
□高菜ごはん200円、焼餃子350円、他

【限定メニュー(これまでの)】
にぼし中華そば850円、胡麻ラーメン900円、冷やし中華950円、ちゃんぽん900円、冷やしとりつけめん900円、煮干とりそば(太手揉み麺)900円、胡麻辛子とりそば900円、とりわんたんめん900円、純とりそば950円、卵とじとりそば900円、かしわもりそば900円、カレーもりそば(太麺)850円、ごまだれ冷やしそば900円、冷やし茄子とりそば900円、海苔とりそば900円、桜わんたんとりそば900円、和えめん780円、牡蠣そば900円、醤油とりそば900円、うめしおもりそば850円(太麺280g・塩あじ・20食)、純とりそば950円(塩味・中太麺・鶏白湯)、親子とりそば950円、鍋焼きとりそば990円、柚子とりそば鍋仕立て950円、味噌らーめん830円、辛味噌らーめん900円、醤油つけそば750円、醤油もりそば750円、醤油ちゃーしゅうめん950円、とりわんたんめん(塩味)900円、みそわんたんめん950円、冷しとりそば900円、冷しぶっかけそば850円、とりあえめん780円、和えめん780円、冷しつけそば850円、とりつけめん850円、ひやむぎ風冷やしつけそば800円、冷やしとりそば900円、やまかけ冷やしらーめん850円、たんたんめん850円(秋冬限定)、かまあげカレーつけめん900円、とりわんたんめん900円、うめしおとりそば900円、釜揚げみそもりそば900円、かまあげとりつけめん900円、他

【系統】創作中華そば系東京ラーメン

【お店について】
1999年6月14日創業。
らーめん大喜のご主人・武川数勇氏は、東京都中野区の生まれ。
高校を中退後、日本橋の和食の店で20年間修行した後、36歳で「らーめん天神下大喜」を開いた。
ラーメンに関しては独学。
早朝に打つ麺やスープづくりの研究のために、数年間家に帰らず、店で寝泊りしていたというエピソードがある。

大喜の創業当時は、隠れた名店としてラーメン通の間では知られていたが、認知度は低かった。
サイドメニューを食べながら酒を飲むという隠れ家的な存在だったが、徐々にクチコミでその存在が広まるようになった。
そして、スターダムにのし上がったきっかけは、2001年年末の日本テレビの「史上最大!全国民が選ぶ美味しいラーメン屋さん列島最新ベスト99」という番組。
大喜が1位を獲得し、その直後から、整理券を発行するまでの混み具合となった。
整理券を得るために事前に並び、食べるためにまた並ぶ。
この異常なる過熱ぶりは、マスコミの影響力の凄さを感じさせた。
時が経ち、以前のようなことはなく、落ち着きを取り戻した。
行列が出来なくても、常時客席が埋まるほどの人気店であることには変わりがない。
支店は出さず、渾身の一杯を創り出すために、日々ブラッシュ-アップ(磨きをかける)することに全身全霊を傾ける武川氏の姿勢は凄みさえも覚える。

らーめん天神下 大喜@湯島-店舗外観
最寄駅は千代田線「湯島駅」だが、銀座線「上野広小路駅」や大江戸線「上野御徒町」からも歩いて行ける。
近くには、学問の神様として知られる菅原道真公を祀った「湯島天満宮(湯島天神)」がある。
春日通り沿いに面した場所にある。

らーめん天神下 大喜@湯島-店舗外観
暖簾の上におかめの面が掛かっている。
右横には券売機が置かれ、券を購入した後、店内に入る。
土曜日・祝日の昼間は混雑するが、平日は待ち時間が短く、待たずに座れることもある。

らーめん天神下 大喜@湯島-店内
店内は、間口と比べると奥行きがある。
カウンター11席、テーブル6席。

らーめん天神下 大喜@湯島-店内
やや薄暗い裸電球の灯りが、落ち着いた気分にさせてくれる。

らーめん天神下 大喜@湯島-店内
麺は全て自家製である。
店の3階にある製麺室で、ご主人自ら1日300〜350食分の麺を4時間かけて作っている。
小麦の風味を生かすため、かん水は最小限にとどめている。
5種類ある麺は、メニューにより使い分けている。

らーめん天神下 大喜@湯島-卓上
2009年12月20日、高円寺らーめん横丁に初の支店となる「大喜庵@高円寺らーめん横丁(杉並区)」を出店。
2010年7月3日、店名が「大喜庵」から、「大喜 高円寺分店@高円寺らーめん横丁(杉並区)」に変更、後に閉店。

2017年4月22日、春日通拡幅工事のため閉店。
2017年6月上旬、東京都台東区台東2-4-4(最寄り駅:秋葉原)に移転。
らーめん天神下 大喜@湯島-とりそば+わんたん
本日は「とりそば+わんたん」

比内地鶏の鶏首とモミジで摂った動物系のダシ、九十九里産のマイワシ煮干・利尻昆布・宗田鰹・ムロ鯵などの魚介系のダシを器で併せるWスープ。
塩ダレには、「赤穂の塩」を使用。

スープ表面には、黄金色の鶏油が浮かんでいる。
先ずは、スープを一口。
最初は薄めに感じる位優しい味だが、飲み進むにつれて、味の輪郭がハッキリとして来る。
雑味のないすっきりとした味わい。

続いて飲むと・・・。
純粋に鶏出汁の良さを感じる滋味深い味わい。
出汁の旨みを持ち上げるため、塩分はやや濃いめ。
時折顔を出す柚子片の爽やかな香りが心地良い。
鶏の旨みを思う存分楽しめ、後味も良い。

麺は、細ストレート麺
国産とオーストラリア産など3種類の小麦粉をブレンドし、2日間熟成させた自家製麺。
魚の風味を損なわぬ様、かん水は少なめ。
柔らかめの茹で加減で、素麺のように滑らかな口触り。
麺の中心部分には、しっかりとした歯応えも残っている。
伸びるのがやや早い。

具のチャーシューは、鶏のロールをスライスしたものが3枚。
箸でつかむとプルプルとしていて、柔らかい。
適度な味付けで、淡白さを感じさせず美味しい。

ワンタンは、中厚の皮で餡を包んだものが3個。
ツルリ滑らかな皮の舌触り。
餡は、噛むとジョワっと肉の甘みが出て、ほんのりと生姜の風味が広がる。

1/2の味玉は、味付は控えめで、黄身がジュレ状の半熟具合。
メンマは、甘めの味付けで、柔らかくシャクシャクとした食感。
他の具は、白髪ネギとカイワレ。

【掲載】2017年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
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